南方電網エネルギー発展研究院が26日に発表した「世界イノベーション先進企業発展報告（2024年）」によると、2023年は世界のテクノロジー競争が日増しに激しくなり、最も活発に競争が行われたエリアは北米、欧州、アジア太平洋地域で、世界のイノベーションをリードする企業は中国、米国、欧州連合（EU）、日本、英国の5カ国・地域に日増しに集中し、主要国の企業の研究開発投資の成長率にはっきりとした分化が見られた。

投資を見ると、22年の世界イノベーショントップ2500社の研究開発投資の合計は前年比14．2％増の1兆2494億ユーロだった。そのうち米国企業の投資が突出し、同19．8％増の5265億ユーロに達した。中国企業は2位で、同13．4％増の2220億ユーロだった。

成果を見ると、世界イノベーション先進企業は世界の技術成果で主導的な位置を占めた。中国の先進企業は、特許協力条約（PCT）に基づく国際出願件数が急増した。19年から23年にかけての複合年間成長率は8．1％に達し、23年の出願件数は4万3000件で世界一だった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）