奈良のシカに中国語を話す集団がふんをつけたせんべいを食べさせようとする動画拡散、日本人怒り―香港メディア

Record China    2024年7月30日(火) 13時0分

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奈良公園周辺に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」に、中国語を話す男性集団がふんをつけた鹿せんべいを食べさせようとする動画がSNSで拡散し、日本人の怒りを招いていると、香港メディアの香港01が報じた。

奈良市の奈良公園周辺に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」に、中国語を話す男性集団がふんをつけた鹿せんべいを食べさせようとする動画がX(旧ツイッター)で拡散し、日本人の怒りを招いていると、香港メディアの香港01が29日付で報じた。

記事はまず、産経新聞の25日付報道を引用し、奈良のシカに何者かが暴力を振るう動画がSNSに投稿され、非難が集まっていることを受け、奈良県警がシカ保護とマナー周知のための緊急パトロールに乗り出したこと、奈良公園で同日、行き交う大勢の観光客に拡声器を手にした県警の「DJポリス」が日本語、英語、中国語の3カ国語で「奈良のシカは国の天然記念物です。傷つけた場合、法律で罰せられることがあります」と呼び掛けたことを紹介した。

その上で、X上では、中国語を話す男性集団がふんをつけた鹿せんべいを奈良のシカに食べさせようとする動画も拡散し、日本人から「こういう人は入国禁止にすべき」との声が上がったことも取り上げた。

記事は、奈良のシカについて、約1300年前の春日大社創建の際、鹿島神宮(茨城県)の祭神、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗ってやって来たという伝説により「神使(しんし)」とされ、以来手厚く保護されてきたこと、1957年に国の天然記念物「奈良のシカ」として指定されたこと、奈良公園に生息するシカは野生動物で、野生動物は「無主物」であり所有者はいないものの、個人が捕まえたり、傷つけたりすることは違法行為であることを紹介した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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