野生のトラの個体数が回復傾向に―中国

人民網日本語版    2024年7月30日(火) 20時30分

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中国の野生のトラの個体数は回復を続けている。

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中国国家林業・草原局によると、近年、中国の野生のトラの個体数は回復を続けている。

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中国にはアムールトラ、インドシナトラ、ベンガルトラ、華南トラの四つの亜種が生息しており、世界でトラの亜種が最も多い国となっている。


トラの保護を強化すべく、中国は野生のトラが生息している地域に一連の自然保護区や管理保護ポイントを設置しているほか、トラの重要生息地を指定し、その地域のパトロールとモニタリングを強化している。

また、国家公園を主体とした自然保護地体系の構築を推し進めているほか、占地面積1万4100平方キロのアムールトラ・アムールヒョウ国家公園も設置している。モニタリングによると、同公園内のトラの獲物の豊富度は2倍以上に増え、トラの個体数は70頭ほどにまで増えている。2023年に八つの群れで繁殖が記録され、合わせて20頭以上が産まれ、その分布範囲は1万1000平方キロ以上に達している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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