国務院新聞弁公室が30日に開催した「質の高い発展推進」シリーズテーマ記者会見で明らかにしたところによると、中国共産党第18回全国代表大会（第18回党大会）の開催以降、中国の対外貿易額は年平均1兆6000億元（約33兆6000億円）増加し、2023年の対外貿易輸出入総額は41兆7600億元（約876兆9600億円）で12年に比べて17兆元（約357兆円）増加し、23年の世界各国の貿易ランキング上位を占める4位だった。また、同期に中国の税関が監督管理を行った貨物の量も前年同期比54．5％増と大幅に増加した。中国の物品貿易総額は7年連続で世界一となった。

中国は今や150を超える国と地域の主要な貿易パートナーであり、対外貿易企業の数は12年の2倍近くになった。自動車、集積回路、リチウムイオン電池などのハイテク、高付加価値、グリーン製品の23年の輸出額は12年と比べるとそれぞれ8倍増、1．8倍増、15．2倍増となった。今年上半期（1-6月）には対外貿易額が初めて21兆元（約441兆円）を突破し、過去最高の規模になった。

中国の対外貿易は飛躍的な成長を遂げ、新たな時代に突入した。対外貿易のパイはますます大きくなり、質の高い発展の実質的な価値もますます充実したものになった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）