パリ五輪でフランス好調、「開催国有利」は存在するか―仏メディア

Record China    2024年7月31日(水) 18時0分

拡大

31日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、現在開催中のパリ五輪で開催国フランス選手団が「開幕ダッシュ」に成功したことについて、「開催国に天地の利があるのか」と題した記事を掲載した。

2024年7月31日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、現在開催中のパリ五輪で開催国フランス選手団が「開幕ダッシュ」に成功したことについて、「開催国に天地の利があるのか」と題した記事を掲載した。

記事は、夏の日の祭典である五輪の開幕により、フランスの人々は直前に起こった政治的な波乱をすっかり忘れ去ったようだとした上で、大会4日目時点での金メダル獲得数が5個と日本の7個、中国とオーストラリアの6個に続き、韓国とともに4番手につけていることを紹介。フランスのメダル獲得枚数は3日目時点ですでに東京五輪での獲得数の半分に達したと伝え、「メダル獲得ランキングで最終的にトップ5に入れるかを予測するのは時期尚早だが、良いスタートを切ったとは言える」と評した。

そして「開催国は天地の利があるのかについて、細かい研究があるわけではないが」と前置きした上で、08年の北京五輪では中国が48個の金メダルを獲得、米国に12個の大差をつけて金メダル獲得ランキング1位、全メダル獲得枚数も100個を超えて米国に次ぐ2位になったほか、12年のロンドン五輪でも英国が金メダル29個を含む65個のメダルを獲得して1908年以降で最高の成績を収め、2021年の東京五輪でも日本が金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個で過去最多のメダル獲得数を記録し、メダル獲得ランキング3位に入ったことを紹介している。

その上で、パリ五輪を前に地元メディアは「目標は(メダル獲得数)5位、夢は3位」と戯れ気味に称していたことを紹介。東京五輪で不本意な成績に終わったフランス選手団は基礎スポーツへの投資を増やすとともにエリート育成を強化してきたとし、マクロン大統領がパリ五輪開幕前に「東京五輪後に決めた目標であるトップ5に入らなければならない」と目標を掲げたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携