中国EVブランド、暫定関税発動前に欧州で過去最多の登録台数を記録―中国メディア

Record China    2024年8月1日(木) 7時30分

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中国メディアの観察者網は30日、中国の電気自動車(EV)ブランドが欧州連合(EU)による暫定関税発動前に欧州で過去最多の登録台数を記録したとする記事を掲載した。写真は青島港。

中国メディアの観察者網は30日、中国の電気自動車(EV)ブランドが欧州連合(EU)による暫定関税発動前に欧州で過去最多の登録台数を記録したとする記事を掲載した。

調査会社データフォースによると、中国EVブランドの6月の欧州登録台数は前月比72%増の2万3000台超と過去最多を記録。市場シェアは11%に達した。

データフォースのアナリストによると、7月5日より前に登録された車はEUによる暫定関税措置の影響を受けない。

6月の登録台数の増加をけん引したのが上海汽車集団(SAIC)で、クロスオーバーEV「MG4」の約40%はディーラーによって登録されたものだという。

報道によると、EUの行政を担う欧州委員会は6月、中国から輸入されるEVについて、中国政府の補助金により不当に価格が抑えられ、競争がゆがめられているとして、関税を引き上げる方針を発表。すでに課している10%に加え、7月5日からは補助金の程度などに応じてEV大手の比亜迪BYD)には17.4%、SAICには最大の37.6%を上乗せする。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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