<バスケ>まるでアニメ?日本・河村勇輝の活躍が中国で絶賛される

Record China    2024年7月31日(水) 16時0分

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パリ五輪バスケットボール男子のグループB第2戦で、世界ランキング26位の日本は地元フランス(同9位)に惜敗したものの、ポイントガード(PG)の河村勇輝の活躍に中国で称賛の声が上がっている。

パリ五輪バスケットボール男子のグループB第2戦で、世界ランキング26位の日本は地元フランス(同9位)に惜敗したものの、ポイントガード(PG)の河村勇輝の活躍に中国で称賛の声が上がっている。

日本はリードされる展開が続く中、第4クオーターには八村塁が2度目のアンスポーツマンライクファウルで退場処分に。その後、河村の活躍などで逆転するも、4点リードで迎えた試合終了10秒前には相手の3ポイントシュートが決まり、さらにチェックに行った河村がファウルを取られてフランスにフリースローが与えられる。これを決められて84-84の同点となり、延長戦の末に90-94で敗れた。

しかし、格上相手にビハインドを背負いながら驚異の粘りで一度は逆転した日本に中国のファンは称賛を惜しまなかった。中でも、この試合で29得点、7リバウンド、6アシストを記録したPGの河村の活躍は大きな話題になっており、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「河村勇輝 宮城寿」がトレンド入り。「宮城寿」は人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」のキャラクターである宮城リョータと三井寿の名前を掛け合わせたもので、河村がこの2人のような活躍をしたことを表している。

あるブロガーは「強すぎる、日本チーム。この172(センチ)の河村勇輝よ」とつづり、河村のフランス戦のプレー集動画を投稿した。別のブロガーは「(身長)172センチの河村勇輝は本当にリアル版宮城リョータだ。この試合は本当に燃えるようなプレーだった」と称賛し、「ワールドカップ(W杯)のフィンランド戦の金星から、アジア1位としてパリ五輪出場をつかむまでのストーリーはまるで『スラムダンク』の続編。夢を現実にしたような感覚だ」とたたえた。

また別のブロガーは「退場で八村塁というストロングポイントを失った状況で、日本は172センチの河村勇輝と、チーム全員の積極的なディフェンスで対抗した。東アジアのチームがフランス相手にこのような戦いができるのは本当にすごい。漫画の世界が現実になったようで、人々の心を燃やした。延長戦ではリードされ続けたが、あきらめることなくリバウンドを取りに行き、スリーポイントを狙った。この試合をリアルタイムで見ることができて本当に幸運だった」と評した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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