<パリ五輪>金メダル獲得の中国香港のフェンシング選手、「スポーツ界のリン・チーリン」と呼ばれる

CRI online    2024年7月31日(水) 16時50分

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27日に行われたパリオリンピックのフェンシング女子個人エペ決勝戦で、香港の江旻憓選手が金メダルを獲得しました。

27日に行われたパリオリンピックのフェンシング女子個人エペ決勝戦で、香港の江旻憓(ビビアン・コン)選手(30歳)が金メダルを獲得しました。これはパリオリンピックの香港代表選手団にとって初の金メダルであり、香港代表が獲得したオリンピック史上三つ目の金メダルでもあります。

試合に勝利した後、江旻憓選手はインタビューに応じ、「これまで何度も負けていたが、今回ようやく勝つことができた。当時はあまりひどい負け方をしないことだけを考えていたが、香港人の頑張りを見せないまま負けてしまいたくはないと思っていた」と感激の涙を流しました。香港特別行政区の李家超長官は28日、江旻憓選手とそのコーチに心からの祝意を表しました。李家超長官は、「江旻憓選手が香港のフェンシングのために再び歴史を作ったことは香港市民にとって誇りだ」と述べました。

身長178センチで甘い顔立ちの江旻憓選手は台湾の女優・リン・チーリン(林志玲)に似ていることから、ソーシャルメディアではネットユーザーから「スポーツ界のリン・チーリン」と呼ばれています。江旻憓選手のオリンピックへの道は決して平たんなものではなく、パリオリンピックは彼女にとって3度目のオリンピック出場です。2016年のリオオリンピックでデビューした江旻憓選手は11位にとどまり、5年後の東京オリンピックでは優勝を目指していたものの、5位にとどまっていました。その後、両膝の前十字靱帯(じんたい)のけががあったものの、「困難を乗り越えるのが私の強みだ」と頑張りを見せて耐え抜いた彼女は、「これも香港人の頑張りだ」と語りました。

江旻憓選手は新たなオリンピックチャンピオンであるだけでなく、才能と容貌を兼ね備えた、名門学校の優秀な学生でもあります。学部時代は米国のスタンフォード大学で主に国際関係を専攻し、副専攻で心理学を学びました。その後、北京の中国人民大学で法律を専攻し、修士号を取得した彼女は、現在は香港中文大学の法学博士課程に在学しています。しかし、江旻憓選手の志はスポーツや学術にとどまることなく、「国連で働き、国際平和と発展のために自分の力で貢献できることをずっと夢見ている」と夢を語っています。(提供/CRI

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