世界文化遺産登録の「北京中軸線」を効率よく観光できる公共交通機関を紹介―中国

人民網日本語版    2024年8月1日(木) 4時30分

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ユネスコ世界遺産委員会は現地時間26日、「中国の理想的な都城秩序の傑作」と評価し、「北京中軸線」を世界遺産リストに正式に登録した。

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インド・ニューデリーで開かれた第46回国連教育科学文化機関(ユネスコ世界遺産委員会は現地時間26日、「中国の理想的な都城秩序の傑作」と評価し、「北京中軸線」を世界遺産リストに正式に登録した。ここではそんな中軸線の美しい景色を効率よく観光できる公共交通機関を利用した二つのルートを紹介していこう。

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北京地下鉄8号線に乗って「中軸線」巡り


北京地下鉄8号線は北京市を南北を貫いており、34駅が設置されている。そして、天橋や前門、王府井、鼓楼、什刹海、南鑼鼓巷といった、オールド北京の特色ある文化的ランドマークを一つに結んでいる。地図を見ると、8号線は北京中軸線に沿うように走っているほか、駅のデザインも中軸線をテーマにした作りになっている。



1日延べ2万人以上が利用する「5番」路線バスに乗って「中軸線」巡り

「中軸線」の各観光スポットを巡る際には、歴史ある「5番」路線バスも忘れてはならない。1935年8月22日に開通し、今年で運行89周年を迎えた「5番」路線バスは旧市街地の大部分をカバーしており、「北京中軸線」をなぞるような路線となっている。同路線の利用者は1日当たり延べ約2万1000人で、最も多い日で延べ3万3000人に達する。


「5番」路線バスに乗ると、前門、天安門、北海、景山を通過して、地安門、万寧橋、鼓楼を巡り、赤い壁に緑の瓦屋根が特徴の建物や庭園にかかる石橋などをゆっくりと観光し、古都・北京の情緒をしみじみと楽しむことができる。

豊台区、西城区、東城区、朝陽区の4区を跨る市内最長の路線の一つである「5番」路線バスは、「北京中軸線」をなぞるような路線を走るため、大観園や前門大柵欄、天安門広場、景山、北海、鼓楼、什刹海、徳勝門といった人気観光スポットを通過し、「竜の背骨を走るような路線」と言われている。北京の発展を見守り、かつて周恩来総理も利用していたこの路線バスに乗れば、古都の文化を満喫できること間違いなしだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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