開催中のパリ五輪で、中国の女優リウ・シーシー（劉詩詩）がフェンシング競技などに姿を見せ、さまざまな場所で撮られた写真がどれも美しいとネットユーザーを驚かせている。

今回のパリ五輪でリウ・シーシーの姿が初めて捉えられたのは7月30日のこと。フェンシング競技の会場にチャイナカラーの白いシャツを着たリウ・シーシーが姿を見せ、来場に気づいた観客らが撮った写真が中国のSNS・微博（ウェイボー）などに数多く登場。これらの写真について、「一切加工していない写真でも完璧に美しい」「むしろ加工写真よりも美しい」「どの瞬間を切り取っても隙がなく、さすがは女優だ」といった称賛の声が上がっている。

なお、目ざといネットユーザーが注目したのは、リウ・シーシーが首から提げているVIPパスだった。今回、リウ・シーシーはアンバサダーを務めるファッションブランドの招待を受けて五輪観戦に来ているが、そのVIPパスには「ALL」の文字があり、全競技の全試合を好きなだけ観戦できるもの。リウ・シーシーをはじめ、この最強のVIPパスを含む検索ワードが30日、ウェイボーのエンタメ部門トレンドランキングの上位を占める話題となった。

リウ・シーシーはフェンシングのほか、男子体操競技などの会場にも姿を見せており、客席で常に手にしているパンダのぬいぐるみや、パリ五輪の協賛ブランドによるオリジナルの扇子など、持ち物にも注目が集まり話題になっている。（Mathilda）