Record China 2024年8月1日(木) 10時0分
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パリ五輪体操男子個人総合で日本の岡慎之助が金メダルを獲得したことについて、中国のネット上では採点への不満が噴出している。
7月31日(現地時間)に行われた決勝で「日本の次世代エース」と称される岡は大きなミスのない安定した演技を披露。1種目目の床では14.566点の高得点を出し、続くあん馬でも14.500点と高い得点を出す。つり輪では着地で動いてしまい13.866点。跳馬でも着地がやや不安定になったが、なんとかこらえて14.300点をマークした。この時点で暫定3位だったが、平行棒では15.100点の高得点を出しトップに躍り出る。
2、3位は中国の肖若騰(シャオ・ルオテン)が2位、張博恒(ジャン・ボーヘン)が3位と中国勢が追い上げる中、迎えた最終種目の鉄棒。まず肖若騰が14.366点を出しトップに立つも、岡が14.500点で再逆転しトップに。そして張博恒は14.633点を出すも0.233届かず、岡が金メダルを確定させた。銀メダルは張博恒、銅メダルは肖若騰。東京五輪の金メダリスト・橋本大輝はあん馬での落下が響き6位だった。
この結果に中国のネット上では不満の声が噴出。「本当に不公平だ。日本が銀メダルであるべき」「(日本選手の得点が)また水増しされた」「最後の(岡の)14.500点はあり得ない」「完成度では肖若騰、難度では張博恒が上のはずなのに(岡が)14.500点って。もう体操は日本だけでやってろ」「話にならないほど中国選手の得点が低く抑えられた」「審判団が中国チームに低い得点を付けているのは明らか」「日本選手の鉄棒はどうしてあんなに高得点が出るのか!」「日本人の審判員が得点を操作したんだ」「採点競技では自国人を審判にしないと勝てないことが証明されている」といったコメントがあふれた。
このほか、「2人共素晴らしかったよ」「体操競技は極限の戦い。2人はよく頑張ってきれた」「(金メダルを取れなくても)問題ない。お疲れさまでした」「涙が出た。お疲れさま!中国万歳!」「すごかった!あなたたちは中国の誇り!!」「(表彰式で)2つの中国国旗が掲揚されただけで十分すごいことだよ」など、張博恒と肖若騰をねぎらうコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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