日本とインド高速鉄道市場を争う中国、その自信は一体どこから―インド紙

Record China    2014年9月7日(日) 5時20分

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4日、インドの高速鉄道建設受注に、日本に続いて中国も参戦。習近平国家主席のインド訪問に合わせて、政府高官をインドに派遣し、中国の高速鉄道を積極的に売り込んでいる。写真は中国の高速鉄道。

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2014年9月4日、インド紙エコノミック・タイムズによると、インドの高速鉄道建設受注に、日本に続いて中国も動き出した。9月中旬の習近平(シー・ジンピン)国家主席のインド訪問に合わせて、政府高官をインドに派遣し、中国の高速鉄道を積極的に売り込んでいる。5日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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日本は現在、インドのモディ首相の地元であるグジャラート州アーメダバードとムンバイを結ぶ高速鉄道建設に向けて研究を進めている。これに対し、中国政府は鉄道部高官からなるチームをニューデリーに派遣。インド鉄道省高官と中国の高速鉄道技術導入に関する事前協議を進めている。同時に高速鉄道への投資に関心を示すインドの民間企業とも接触し、合弁企業設立に向けての話し合いを行っている。中国鉄道部高官は「中国は日本と同様に最新の高速鉄道技術があるだけでなく、競争力のある価格を提供することができる」と話す。

中国はすでに高速鉄道技術を外国に提供している。中国の列車製造会社と鉄道建設会社も外国と協定を結んでおり、トルコやアルゼンチンなどでは鉄道を建設。ロシアサウジアラビアなどでは高速鉄道の建設やプロジェクトへの入札を検討している。だが、興味深いのは中国も最初は日本やドイツの高速鉄道技術を導入している点だ。中国の情報筋は「中国のエンジニアは列車の部品の一部を再設計し、中国の列車を造った」と自信を見せている。(翻訳・編集/本郷)

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