パリ五輪で旭日旗柄のサーフボードを使おうとした豪選手、韓国側の抗議で撤回=韓国ネットに怒りの声

Record Korea    2024年8月1日(木) 18時0分

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1日、韓国・ノーカットニュースは「サーフィン豪州代表選手がパリ五輪で旭日旗柄のサーフボードを使用する考えを示し、その後撤回するハプニングが起きた」と伝えた。資料写真。

2024年8月1日、韓国・ノーカットニュースは「サーフィン豪州代表選手がパリ五輪旭日旗柄のサーフボードを使用する考えを示し、その後撤回するハプニングが起きた」と伝えた。

記事によると、サーフィン豪州代表のジャック・ロビンソンは7月25日、自身のSNSにパリ五輪で使用する予定の旭日旗柄のサーフボードの写真を掲載し、「残り2日。AIにインスパイアされたボード」と書き込んだ。

記事は「AIとは伝説のサーフィン選手アンディ・アイアンズのことで、ロビンソンのあこがれの存在。アイアンズは旭日旗柄のサーフボードを愛用していたため、ロビンソンもパリ五輪で同じ柄のサーフボードを使おうとしていた」と説明した。

しかしこれを知った韓国代表のソン・ミン監督と大韓体育会はオーストラリアオリンピック委員会に抗議。委員会側から「問題のサーフボードを使用しない」との回答を得たという。

ロビンソンは今年ハワイで開かれた世界サーフィンリーグ(WSL)のチャンピオン。今回のパリ五輪でも強力な優勝候補とされている。

記事は「ロビンソンが大会で旭日旗柄のサーフボードを使用していたら大問題になっていた」とし、「旭日旗は日本の帝国主義の象徴である戦犯旗であり、ドイツのナチスのマークと同様の意味合いを持つため、日本の植民地支配に苦しんだ韓国などの被害国にとっては容認できないことだ」と説明した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「国際大会が開催されるたびに旭日旗が登場する。韓国政府は何をしているのか」「非常識な選手だ。ナチスのマークがどういう意味を持つか、旭日旗がどういう意味を持つか知らないの?」など怒りの声が上がっている。

そのほか、「旭日旗柄を許すならハーケンクロイツ柄も許すべき」「旭日旗=ハーケンクロイツと教えるキャンペーンを大々的に行う必要がある。ナチスのマークを身につけて歩き回る人は絶対にいないから」「他国の選手がそんなボードで大会に出場したら韓国の選手に悪い影響が出ていたかもしれない。大韓体育会の迅速かつ適切な対応が素晴らしい」「大会前にその事実に気づいた監督に拍手」などの声が見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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