中国人に難癖付けられた英ピアニスト、台湾人に感謝―台湾メディア

Record China    2024年8月2日(金) 22時0分

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台湾メディアの自由時報は2日、中国人に演奏を妨害されたなどとして話題になった英ピアニストに、台湾のYouTuberがインタビューしたと伝えた。写真はカノバー氏のX投稿より。

台湾メディアの自由時報は2日、中国人に演奏を妨害されたなどとして話題になった英ピアニストに、台湾のYouTuberがインタビューしたと伝えた。

今年1月、英国のピアニストでYouTuberのブレンダン・カバノー氏がセント・パンクラス駅のストリートピアノで演奏しその様子を配信していたところ、中国人らに撮影をやめるよう要求された。記事はその経緯について、「中国人グループがカメラに乱入し、中国の法律を持ち出して肖像権を主張し、さらに無礼な嫌がらせや挑発を行った」と伝えた。

その上で、台湾でYouTuberとして活動するトルコ出身の「呉鳳」がこのほど、カバノー氏を訪ねてインタビューしたことを紹介。「当時何が起きたのですか?」との質問にカバノー氏は「日本のテレビクルーと中国のテレビクルーの両方がいたんだ。私は日本のクルーの人と知り合いだから、どちらも日本人だと思ったんだ。でも中国のクルーがいた。それが、私たちが衝突した人たちだ。私が(相手を)日本人だと言ったら相手は人種差別だと言ってきた。日本人と誤解したかららしい」と説明した。

また、「1時間余りライブ配信をして、片付けて去ろうとした時にあの中国人のグループの女性がやってきて、『公開しないでください』と言ってきた。われわれは彼らを撮影していなかった。彼らが自らフレームインしてきたんだ。私たちはもう去ろうとしていて、彼女はダメだと。動画を削除しろと言ってきたんだ。どういうことだと聞いたら、中国語だらけの紙を見せてきて、自分たちは中国のテレビ局で守秘義務があるからと。これがすべての始まりさ」と語った。

さらに、当事者の中国人らはみな英国在住だったとし、「西洋の生活をし、インスタグラムのアカウントを持ち、YouTubeを見ているのに、ここ(英国)で中国を称賛し、中国の法律を語るのは理解できない」と指摘した。

また、上記の動画が台湾で大きな反響を呼んだことについて、台湾の視聴者に向けて「まだ台湾に行けていないことを謝りたい。多くの台湾人のサポートを受けた。ロンドンには素晴らしい台湾人コミュニティーがある」とし、動画の最後にも「台湾に行けることを願ってる。台湾人の皆さん、私はあなたたちのことが好きです。皆さんのサポートに感謝します。台湾人ほどフレンドリーでワンダフルな人たちは知りません」と話した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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