興行収入1600億円突破、多彩なサービスで夏休み映画がさらに熱く―中国

人民網日本語版    2024年8月5日(月) 13時30分

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中国の夏休みシーズンの前売りを含む映画の興行収入が80億元(約1600億円)を突破した。

中国のインターネットプラットフォームのリアルタイムデータによると、現時点で今年の夏休みシーズン(6-8月)の前売りを含む映画の興行収入が80億元(約1600億円)を突破した。「抓娃娃(Successor)」「黙殺(A Place Called Silence)」「雲辺有個小売部(Moments We Shared)」が興行収入の暫定1~3位に並んだ。

国家映画局は人々の映画消費意欲をより一層かき立てるため、四川省成都市で映画鑑賞促進キャンペーン「2024年全国映画お得な消費シーズン」をスタートした。同キャンペーンは10月まで続き、夏休み、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月17日)、国慶節(建国記念日、10月1日)など主な映画のかき入れ時をカバーしており、合計3億元(約60億円)超の割引サービスがさまざまな形で提供され、全国の映画ファンが恩恵を受けることになる。

現在、夏休み映画は後半戦を迎え、バラエティーに富んださまざまな新作が封切りを控えている。最近封切りされた「解密(Decode)」は、茅盾文学賞受賞作家・麦家の同名長編小説が原作で、秘密戦線に身を投じた無名の英雄に敬意を表する作品だ。前売りがスタートしたリアリズムの映画「逆行人生(UPSTREAM)」は、デリバリーのドライバーの生活に焦点を当て、市井の一市民のリアルな感情を描き出す。間もなく公開される「白蛇:浮生」は、中国の優れた伝統文化をベースに「中国式ロマン」を繰り広げるアニメ作品だ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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