中国3大映画賞「百花奨」、チャオ・リーイン、チュー・イーロンが最高賞

anomado    2024年8月5日(月) 11時0分

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中国の3大映画賞の一つ「百花奨」の授賞式が行われ、チャン・イーモウ監督の映画「第二十条」が最多部門で受賞を果たした。

中国の3大映画賞の一つ「百花奨(大衆電影百花奨)」の授賞式が4日に行われ、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の映画「第二十条」が最多部門で受賞を果たした。

1962年にスタートし、今年で37回目を迎える「百花奨」では、今回最多の7部門でノミネート作品となった「第二十条」のチャン・イーモウ監督が最優秀監督賞を受賞。さらに同作からはマー・リー(馬麗)が最優秀主演女優賞、チャオ・リーイン趙麗穎)が最優秀助演女優賞に輝いた。

最優秀主演男優賞には「人生大事」からチュー・イーロン朱一龍)、最優秀助演男優賞には「封神第一部:朝歌風雲」からリー・シュエジエン(李雪健)がそれぞれ受賞した。

「第二十条」で聴覚障害のある母親「郝秀萍」役を演じたチャオ・リーインは、上映時には「主役を上回る存在感を示した」とその演技が高く評価されていた。現在、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の最新作映画「向陽花」を撮影中で、授賞式に姿を見せなかったが、中国のSNS・微博(ウェイボー)を通じてコメントを発表。映画を支持してくれた観客やチャン・イーモウ監督への感謝に加え、「郝秀萍は声はなくとも人の心を動かす、役者は無名でも人の心を揺さぶる」と、演じた役柄に絡めて自分の目標も掲げた。

なお、2018年にヒットした時代劇ドラマ「明蘭~才媛の春~」では、チャオ・リーインが演じるヒロインの実らぬ悲恋の相手として、チュー・イーロンが公爵家の貴公子役を演じた。今回、その2人が最高賞をそろって獲得したこともウェイボーで注目されている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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