新エネ車が中国17都市のGDP成長をけん引―シンガポールメディア

Record China    2024年8月7日(水) 9時0分

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シンガポール華字メディアの聯合早報は4日、中国について「新エネルギー車が17都市のGDP成長をけん引」とする記事を掲載した。

シンガポール華字メディアの聯合早報は4日、中国について「新エネルギー車が17都市の域内総生産(GDP)成長をけん引」とする記事を掲載した。

新エネルギー車(新エネ車)とは、中国における電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)の総称。

記事によると、中国でGDPが1兆元(約20兆円)を超える26都市の今年上半期の経済データが出そろった。うち泉州、蘇州、福州、重慶深セン、無錫、煙台、青島、南通、常州、合肥、北京、寧波、武漢鄭州、済南、東莞の17都市の経済総生産は全国の約4分の1を占め、全国の経済成長をけん引するエンジンとなっている。

これら17都市の成長の要因としては、挫折を経験した主力産業の回復や新産業の爆発的な成長、特に新エネ車生産拠点の稼働などが挙げられる。

西部の大都市である重慶の今年上半期の総生産は前年同期比6.1%増の1兆5138億元(約30兆円)で、それを支えたのが自動車産業だ。同市の上半期の一定規模以上(主要業務の年間売上高2000万元以上)の工業企業の付加価値額は同8.6%増だった。

重慶の自動車産業の付加価値額は同30.3%増で、新エネ車がその伸びをけん引した。同市の一定規模以上の工業付加価値額を5.1ポイント押し上げ、工業成長への貢献率は59.7%に達した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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