独ベルリン市長、慰安婦像設置団体への支援を削減するよう圧力か=韓国ネット「韓国は無政府状態?」

Record Korea    2024年8月6日(火) 7時0分

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4日、韓国・KBSは「『平和の少女像』の存置に反対する立場を示したベルリン市長が、少女像を設置した在ドイツ市民団体への支援予算を削減するよう圧力をかけたと現地メディアが報じた」と伝えた。

2024年8月4日、韓国・KBSは「ドイツのベルリンにある旧日本軍慰安婦被害者を象徴する『平和の少女像』の存置に反対する立場を示したベルリン市長が、少女像を設置した在ドイツ市民団体『コリア協議会』への支援予算を削減するよう圧力をかけたと現地メディアが報じた」と伝えた。

ドイツの現地メディアは3日(現地時間)、匿名の消息筋の話として「ベルリン市長が文化教育プロジェクトへの支援の可否を審査する諮問委員会の委員に対し、『日本政府と対立するおそれがある』との理由でコリア協議会の人権教育への支援予算を削減するよう求めた」と伝えた。

コリア協議会は8万7000ユーロ(約1363万円)の支援を申請し、芸術・教育系審査委員団の1次審査を通過したが、4月にベルリン市の内外部メンバーで構成された諮問委員会で否決された。

20年にベルリンでの少女像設置を主導したコリア協議会は、その翌年から「私の横に座って」との名前でベルリン地域の子どもたちに戦時中の性犯罪をはじめとする性暴力全般を扱う人権教育を行ってきた。毎年ベルリン市から支援を受け、これまでに約300人に教育を行ったが、今年は予算が削減され、5月にプロジェクトが中断されていた。

ベルリン市当局は「プロジェクト基金は多数決で決定され、委員会は公開されない」とし、「委員会の決定に言及したり、評価したりすることはできない」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本政府は露骨に圧力をかけているのに韓国政府は何をしているのか」「今の韓国は無政府状態?」「少女像が撤去されないよう、韓国政府が強く抗議するべきだ」などの声が上がっている。

一方で「慰安婦問題には同情するけど、常識的に考えて他国に少女像を設置するのはおかしい」「過去より現在が大事。いつまで日本ともめるつもり?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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