Record China 2024年8月10日(土) 17時0分
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香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「中国人観光客に対する世界の認識に大きな変化が生じている」と報じた。写真はパリのシャルル・ド・ゴール空港。
2024年8月5日、中国メディアの環球網は、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの3日付文章を引用し、「中国人観光客に対する世界の認識に大きな変化が生じている」と報じた。
同文章は、シンガポール出身で中国の普通話(共通語)を話す筆者が1990年代に香港を訪れた際、(筆者が)香港人ではないため広東語が話せないことを知るやいなや店員が普通話に切り替えて「助けが必要ですか」と言ってきて、「その語気は決してぶっきらぼうではなかったが、下に見られている感じがした」というエピソードから始まる。
その上で、中国が大きく変化して経済成長を実現して富裕化したのに伴い、中国人観光客に対する認知や期待も変化しつつあることに驚きを覚えているとし、「見知らぬ都市にいる中国人にとっては、数十年前にいた世界とは全く異なる」とした。
そして、2010年ごろにトルコを旅行した際は露天商から日本語で話しかけられたこと、その後フランス・パリを訪れた際にはまずフランス語で話しかけられ、フランス語が通じないことを悟った相手がぎこちない中国語で「ニーハオ」と言ってくれたこと、昨年友人とともにタイのプーケットを訪れた際には中国のツアー客御用達の店舗や飲食店ではないにもかかわらず多くの店で普通話で話しかけられたことを紹介。中国人観光客に対する態度の変化を伝えている。
文章は「世界経済が依然として新型コロナからの回復モードにある中、私と友人が華人であるか華僑であるかという区別はもはやほぼ重要ではなくなった。タイやその他の場所でサービス業を営む人々にとって、われわれは彼らの生計を救う中国人観光客なのだ」と述べた。(翻訳・編集/川尻)
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