地球温暖化が進み、世界各地で気温が上昇する中、中国では日焼け対策製品の輸出が伸びています。優れた発想から生まれたミニサイズの各種グッズや「防晒衣」と呼ばれる日焼け対策服などが海外で特に人気です。

中国東部浙江省の通関業者の程亮さんによりますと、今年上半期は日焼け対策の水着や服、帽子などの輸出量がとても多く、服と帽子だけでも10万点余りが輸出され、金額は前年同期の5倍の約700万元（約1億4000万円）に上ったとのことです。

日焼け対策の服と帽子がよく売れている原因の一つが素材の向上です。中国東部江蘇省南京市のある企業は最新の機能型生地を開発しました。この涼感生地は夏に入り20万点余り出荷されています。「ブラックテクノロジー」生地の製品が海外でよく売れていることから、企業は研究開発にさらに力を入れ、温度によって色を変えられる機能型生地などを開発しました。量産されていないものの20万ドル（約2850万円）相当を受注した製品もあるとのことです。（提供/CRI）