パリ五輪は6日、飛び込み女子高飛び込み決勝が行われ、中国の17歳、全紅嬋（チュエン・ホンチャン）が2連覇を果たした。

女子高飛び込みは、高さ10メートルの台から5回の演技を行い、空中姿勢の美しさや入水時に水しぶきをどれだけ抑えられたかなどをもとに合計の得点で競う。

全は1本目で7人の審判員全員が出来栄えに10点満点をつける驚異的な演技を披露。5回の演技で425．60点を記録し、シンクロ高飛び込みに続く今大会2個目の金メダルを獲得した。

全は14歳で臨んだ21年の東京五輪でもこの種目を制している。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では、「全紅嬋が再び10101010101010」というワードがトレンド上位に浮上した。

全は東京五輪や22年の杭州アジア大会の高飛び込み決勝でも7人の審判員全員が出来栄えに10点満点をつける演技を披露している。

中国のウェイボー利用者からは「1本目の演技には鳥肌が立った」「矢のように突き刺さったね」「さすが王者」「次の五輪もその次の五輪も伝説は続く」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）