まるで哲学者?中国・張博恒の達観ぶりがすごい

Record China    2024年8月7日(水) 22時0分

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パリ五輪で三つのメダルを手にした中国体操男子の張博恒が試合を終えて語った言葉が中国SNSの微博で話題になった。

パリ五輪で三つのメダルを手にした中国体操男子の張博恒(ジャン・ボーヘン)が試合を終えて語った言葉が中国SNSの微博(ウェイボー)で話題になった。

今大会、中国のエースで、その振る舞いなどから日本で人気が急上昇した張は団体と個人総合で銀メダル、種目別鉄棒で銅メダルという成績を収めた。

試合後の取材で記者から「先日の団体や今日の試合にも残念な点がありました。今日に至るまでの感想を教えてください」と問われた張は、静かに「心理状態はとても大切なものです」と発言。「スポーツ選手だけでなく人の生活、人生全体の80%が心理状態です。多くのものが二面性を持っていて、それをどう見るかで左右されます」などと続け、「何を失ったかを考えるのではなく、何を得たかを考えて努力すべき」との考えを示した。

これを受け微博では「人生は80%が心理状態」が話題となり、ある人気ブロガーは張のことを「もはや哲学者だ」と評した。ネットユーザーからも「2000年代生まれでここまで成熟しているとは」「4年後を楽しみにしている。頑張って」という声や、「五輪は世界中からレベルの高い選手が集まる場所。銀メダル、銅メダルは十分すごいことだが、金メダルを取ることのできる実力を持ちながらそれをしっかり発揮できなかった彼の失望感もすごく理解できる。得たものについて考えて心理状態を整えてほしい」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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