<パリ五輪>テニス女子で「金」の中国の鄭欽文、昨年の広告収入は約8億円

CRI online    2024年8月7日(水) 18時50分

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パリ五輪のテニス女子で金メダルを獲得した中国の鄭欽文の昨年の広告収入は約8億円に上りました。

現地時間3日に行われたパリ・オリンピックのテニス女子シングルス決勝戦では、21歳の中国の鄭欽文がクロアチアのドナ・ベキッチに2対0で大勝して金メダルを獲得しました。中国のSNSでは、鄭が瞬く間に検索件数のトップに躍り出ました。鄭はテニスのグランドスラムで2度優勝した李娜に劣らぬほどの話題になり、多くのスポンサーの注目を集めています。

プロテニス大会の賞金は極めて潤沢で、トップ選手は試合に出場することで数百万ドルから数千万ドルの賞金収入を得ることができ、さらに広告出演やスポンサーによる収入を得ることができます。有名テニスプレーヤーは、多くのブランドからの支持を集めることがでます。例えば李娜は最盛期には多くのスポンサー契約を結び、年収は1億元(約21億円)以上でした。オリンピック前にも、鄭は少なくとも10のブランドのスポンサーを獲得したと言われています。

フォーブス誌が発表した2023年度スポーツ界で最も収入が高い女性選手TOP20ランキングでは、鄭の総収入は720万ドル(約10億6000万円)で第15位であり、収入の内訳は競技によるものが170万ドル(約2億5100万円)、スポンサー収入が550万ドル(約8億1100万円)でした。なお、中国のスキー選手の谷愛凌(アイリーン・グー)は2210万ドル(約32億6000万円)で第2位、大坂なおみは1500万ドル(約22億1000万円)で第5位でした。

業界関係者は、鄭の経済価値創出力はさらに大きいと見ています。個人としての印象がとてもよく、親しみやすくて感染力があり、ファンやスポンサーから愛されているからです。身長が178センチで体重が70キロのモデル体型で、親しみやすい中国女子の外観であり、さらにテニスはファッション界との結びつきが強いためにスポンサーとしてファッションブランドを獲得しやすいのです。

業界では、パリ・オリンピックで金メダルを獲得した鄭が、谷愛凌や全盛期の李娜を上回る収入を得るだろうと見込んでいます。李娜は2013年にフォーブス誌の女性スポーツ選手ランキングで第3位の1820万ドル(約26億8000万円)の収入を得ました。まだ21歳の鄭には無限の未来が待っており、現段階で「商品価値」の最も高い中国人アスリートになった可能性が極めて高いと見られています。(提供/CRI

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