中国の4大動画配信サービスの1つ、テンセントビデオ（騰訊視頻）が公開した今年7月の中国ドラマの反響を示すランキングでファンタジー時代劇「長相思2」が上位を占めている。

テンセントビデオが6日に公開した7月分の自社配信の中国ドラマ作品影響力ランキングで「長相思2」が1位に。前作の「長相思」は昨年夏、テンセントビデオの配信作品の中で最高のヒット指数をマークしたが、1年越しで配信されたシーズン2も高い人気を示している。

前作に続いてヤン・ズー（楊紫）が主演し、チャン・ワンイー（張晩意）、タン・ジェンツー（檀健次）、ドン・ウェイ（鄧為）らが出演したが、ドラマのキャラクター影響力ランキングでも、ヤン・ズーが演じたヒロイン「小夭」が1位。さらに、タン・ジェンツーの「相柳」、ドン・ウェイの「涂山璟」、チャン・ワンイーの「瑲玹」が4位までを占め、「長相思2」のキャラクターが上位を独占した。

作品影響力ランキングの2位に登場したのはリウ・イーフェイ（劉亦菲）主演の「玫瑰的故事」で、6月に配信された作品ながら根強い人気を示している。キャラクター影響力ランキングでも、リウ・イーフェイの「黄玫瑰」が5位、ケニー・リン（林更新）の「方協文」が7位に登場した。

作品影響力3位はシュー・カイ（許凱）とタン・ソンユン（譚松韻）主演の「你比星光美麗」だった。4位はこちらも5月配信ながら長く人気を保っている「慶余年2」、5位はサスペンス時代劇でこの夏のヒット作となった「「唐朝詭事録之西行」だった。

6位は日本の人気作家・松本清張の推理小説「渡された場面」をドラマ化した「錯位」、7位はホアン・ジンユー（黄景瑜）主演の「孤戦迷城」、8位はウー・ジンイエン（呉謹言）の再ブレーク作となった「墨雨雲間」、8位はチャオ・ジンマイ（趙今麦）とチャン・リンホー（張凌赫）主演の時代劇「度華年」、10位は武侠ドラマ「金庸武侠世界鉄血丹心」となっている。（Mathilda）