九州で地震、TSMCへの影響は―台湾メディア

Record China    2024年8月9日(金) 15時0分

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8日、台湾メディア・三立新聞網は、日本の日向灘を震源とする大きな地震が発生したことによる、台湾半導体大手TSMC熊本工場への影響について報じた。写真はTSMC熊本工場。

2024年8月8日、台湾メディア・三立新聞網は、日本の日向灘を震源とする大きな地震が発生したことによる、台湾半導体大手TSMC熊本工場への影響について報じた。

記事は、宮崎県の東部海域で8日午後4時43分に速報値でマグニチュード6.9の地震が発生し、その後マグニチュードが7.1に引き上げられたと紹介。震源の深さは30キロで、宮崎県南部で震度6弱を記録したほか、同県や鹿児島県の複数地点で震度5強~5弱の強い揺れを観測したと伝えた。

また、気象庁が鹿児島県や宮崎県、大分県、愛媛県、高知県の沿岸地域に津波注意報を出したほか、地震の影響によって新幹線も一時的に運転を停止し、発生から1時間以内に段階的に運転を再開したと紹介している。

その上で、地震発生後、震源に比較的近い熊本県に位置するTSMCの工場への影響について多くの人が関心を寄せたとし、TSMCが「熊本工場地域の震度は避難基準に達しなかった。経営に影響が出るとは予測していない」とコメントしたことを伝えた。

熊本県菊陽町に建設されたTSMCの工場は2022年に着工し、今年2月に開所式を実施。10月に生産開始を予定している。また、第2工場も同町に建設する予定で、年内に着工し、27年の稼働開始を目指している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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