中国で7月に売れた自動車の半分が新エネ車、単月では初めて過半数に―仏メディア

Record China    2024年8月10日(土) 7時0分

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8日、仏RFIは、中国の7月の新エネルギー車販売台数が全体の半数を上回ったと報じた。

2024年8月8日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国の7月の新エネルギー車販売台数が全体の半数を上回ったと報じた。

記事は、中国自動車工業連合会(CPCA)が8日に発表したデータで、7月のハイブリッド車と電気自動車(EV)の合計販売台数が前年同期比27.6%増の94万5000台と大幅に増えたことを紹介。同月の中国国内乗用車販売台数172万台の51.1%を占め、単月の販売台数として初めて新エネ車が過半数を占めたと伝えた。また、新エネ車のうち純電気自動車(BEV)が50万5000台だったとしている。

そして、中国ではここ数年で数十もの新興EVメーカーが出現して激しいシェア争いを繰り広げているとした上で、7月の販売台数では中国最大手のBYDが24万6000台で米大テスラの7万4000台を大きく上回ってEV部門でトップに立ったと紹介。BYDは中国国内だけでなく海外市場進出に注力しており、欧州を含む50か国余りでEVを販売しているとし、テスラから世界最大の高級車販売業者の座を奪ったと伝えた。

さらに、中国のEV市場はここ数年で急速に発展しており、特に新モデル車への買い替えで約20万円の補助金が得られるなどの購入補助政策で販売を伸ばしているとする一方で、経済成長の鈍化で消費が冷え込む中、ここ数か月は各メーカーの間で激しい値下げ合戦が繰り広げられており、利益が大幅に圧縮されていると指摘した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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