人民網日本語版 2024年8月10日(土) 16時0分
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中国のスマート水運が急速に発展している。
渤海沿岸の「スマートゼロカーボン」埠頭天津港北疆港区C区間スマート化コンテナ埠頭で、作業が忙しく行われていた。100台近くの人工知能(AI)輸送ロボットが頻繁に行き来し、北斗測位システムの正確な誘導を受けながら、積み卸しの作業記録が持続的に更新されている。人民日報が伝えた。
長江の下流域では、南京以下の水深12.5メートルの深水航路で船舶が頻繁に行き交っている。船舶自動識別システムにより、水上電子フェンス内に入った船舶はリアルタイムサービス情報をスピーディーに取得でき、航行安全レベルが効果的に上がっている。
湛江海域では、「問江」型無人船が千里を渡り、内陸河川から大洋に向かい、海洋測量・試験、応用を実施した。低遅延通信システムと高精度測位システムを搭載しており、自動航行を実現した上、データをリアルタイムで伝送でき、無人船の応用シーンを拡大した。
貨物輸送埠頭の完全自動化、航路デジタル化管理の急速な台頭、スマート船舶の自律航行など、「スマート」が中国の水運における質の高い発展の重要な特徴になりつつある。
スマート港が続々と誕生している。中国の現在の完成・建設中の自動化コンテナ埠頭の規模はいずれも世界トップレベルで、設計・建造、設備製造、システムインテグレーション、運営・管理の全チェーンの重要中核技術を確立している。全体的な応用規模と技術水準は世界の先頭を走っている。また、中国のドライバルク埠頭の自動化改修が加速している。秦皇島港、黄驊港、青島港、寧波舟山港、張家港港などでドライバルク作業フローの全自動化が実現しており、生産プロセスが自動化・スマート化にチェンジしている。
スマート航路が持続的に延伸されている。全国で完成した電子航路マップがカバーする航路の総延長は5700キロ以上で、長江本線の電子航路マップのフルカバーが実現している。海運輸入コンテナ、ばら積み貨物に関する応用が持続的に拡大している。
スマート船舶にブレークスルーがあった。中国はすでに船舶感知、意思決定などのスマート航行重要中核技術を次々と突破し、一部指標で世界をリードする水準に達している上、1隻の全過程自動航行船舶「智飛」、10隻以上の自動航行船舶、1000隻以上のスマート技術応用船舶を含む一連の成果を形成しており、経済的・社会的効果が顕著だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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