中国中小企業協会が9日に発表した7月の中小企業の成長指数によりますと、7月の中小企業の成長指数は88．9で、6月と同水準でした。マクロ経済不確実性指数、市場指数、利益指数、コスト指数などが改善されています。中小企業は好転の兆しを見せ、情報伝送ソフトウェア業界など6大業界の中小企業の利益が好転しているとしています。

具体的には、調査対象となった国民経済の8大業界のうち、建設業、交通運輸業、不動産産業、卸売小売業、社会サービス業、情報伝送ソフトウェア業の6業界の国内受注指数はいずれも上昇し、うち情報伝送ソフトウェア業が最も上昇しました。

企業の投資を見ると、投資意欲は全体的に安定しており、うち工業、建築業、不動産産業、社会サービス業の4業界の固定資産投資指数が上昇しました。

業界別の指数では、建設業、不動産産業、社会サービス業、情報伝送ソフトウェア業の4業種が上昇し、工業指数は横ばいでした。

これについて中国中小企業協会は、各改革措置が着々と実施されることや、企業のモデルチェンジとグレードアップが加速するに伴い、中小企業はより多くの活力を見せると見込んでいます。（提供/CRI）