2014年9月7日、岸田文雄外相はNHK番組で、11月10〜11日の北京APEC（アジア太平洋経済協力）首脳会議での日中首脳会談について、「日中間では様々なレベルで交流や交渉が行われており、8月にミャンマーで王毅中国外相と日中外相会談を開き有意義な話し合いができた。こうした対話を積み重ねることによって政治の高いレベルの会談につなげていきたい。難しい問題が存在しているからこそ対話が必要だ。安倍首相も意欲を示している」と言明。日中首脳会談実現へ総力を挙げる方針を示した。

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菅義偉官房長官も同番組で、「福田康夫元首相ら日中にパイプのある方々の働きかけや、経済界の交流が進んでいる。11月APEC会議での首脳会談を実現させたい」と強調した。江渡聡徳防衛・安保法制相も「中国と不測の事態が起こらないよう日中海上連絡メカニズムを築くよう努力したい」と抱負を表明した。（取材・編集SK）