バッテリー分野のハイテクがお披露目、WBE2024世界バッテリーおよびエネルギー貯蔵産業博覧会

人民網日本語版    2024年8月12日(月) 5時0分

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WBE2024世界バッテリーおよびエネルギー貯蔵産業博覧会並びに第9回アジア太平洋バッテリー展・アジア太平洋エネルギー貯蔵展が8日、広東省広州市で開幕した。写真はスマート移動充電車。

WBE2024世界バッテリーおよびエネルギー貯蔵産業博覧会並びに第9回アジア太平洋バッテリー展・アジア太平洋エネルギー貯蔵展が8日、広東省広州市で開幕した。エネルギー貯蔵とバッテリー分野の多くのハイテクがお披露目された。

3日間の開催期間中、1100社以上のバッテリーおよびエネルギー貯蔵産業チェーン企業が出展。展示総面積は10万平方メートル以上で、各種動力電池、蓄電池、エネルギー貯蔵システム、スーパーキャパシタなどの先進的な製品が展示される。

会場にはさまざまなバッテリー交換・充電設備、計器、水素エネルギー、燃料電池などの製品を見ようと、国内外の多くのバッテリー、エネルギー貯蔵、水素エネルギー業界の専門家と企業代表者が来場していた。その中には東南アジア、南アジア、欧州などの地域のバイヤーも少なくなかった。

展示会場では、特大のトランクのように見えるスマート移動充電車が自由に行き来していた。歩行者と障害物をスムーズに回避して自走することができ、多くのバイヤーから注目されていた。

このスマート移動充電車のメーカーである摩若智慧能源の技術者は、「この車は充電が必要な新エネ車を自動で探し、充電サービスを提供する。新エネ車が駐車場で充電ポールを探す必要をなくし、さらにビジネスセンター、映画館、病院などの公共駐車場の充電ポール不足を解消できる」と述べた。

この技術者によると、この車は現在すでに欧州のバイヤーから注目されており、提携に向け商談中だという。

展示会場では充電設備の他に、バッテリー製品も脚光を浴びていた。うちリチウムイオン電池メーカーの邢東鋰電が発表した、マイナス35度でも正常に使用できる低温バッテリーが強い印象を残した。

同社の関係責任者によると、この低温バッテリーはマイナス35度でも充電・放電効率が90%以上に上り、マイナス35度からプラス60度の間で使用できる。ドローン、寒冷地の通信機器、商用車、海運船舶などに電力を提供できるという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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