Record Korea 2024年8月11日(日) 11時0分
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9日、韓国メディア・韓国経済は「K-コンテンツの拡散により韓国旅行の新たなトレンドが定着したが、外国人観光客の間ではスマートフォンのマップアプリ、デリバリーアプリへの不満の声が上がっている」と伝えた。
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2024年8月9日、韓国メディア・韓国経済は「K-コンテンツの拡散により韓国旅行の新たなトレンドが定着したが、外国人観光客の間ではスマートフォンのマップアプリ、デリバリーアプリへの不満の声が上がっている」と伝えた。
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韓国観光公社によると、上半期に韓国を訪れた外国人観光客数は前年同期比73.8%増加の770万人と集計された。コロナ禍前の2019年上半期の91%水準まで回復した。従来の韓国旅行といえばショッピング中心だったが、最近は韓国ドラマや映画などの流行で、韓国料理をデリバリーして食べるという新たなトレンドが定着したという。
しかし、主要なアプリの多くが外国語サービスを提供しておらず、情報の閲覧も困難だと指摘されている。米国のSNSレディットでは「韓国では外国人がデリバリーを利用するのは不可能に近い」というコメントが多く見られるという。アプリを使って注文する際は「本人確認」の手順があり、韓国の携帯電話の番号やクレジットカードが必要になる。一部の業者が外国人も簡単に注文できるサービスの提供を始めたが、やはりクレジットカードの利用が難しいという。
また、外国人観光客が韓国旅行の最大の問題点に挙げるのは、マップアプリだという。訪韓外国人を対象に実施したアンケート調査によると、「韓国旅行関連で最も不満があるアプリ」のトップは「Googleマップ」だった。道案内だけでなく飲食店や観光名所などの地図サービスの情報も行き届いていないと不満の声が出ている。
Googleマップは海外で最も広く使われているアプリだが、韓国内では政府による地図情報の提供制限があり、完全なサービスが提供されていない。韓国のアプリ「NAVER地図」「カカオマップ」は外国語にも対応しているが、旅行だけのためにアプリを新たにインストールしなければならないうえ、住所を英文入力しても認識しないなど、満足度は低いという。ネットユーザーは「韓国の認知度が上がっているのに、信頼できるレベルの国際地図サービスを提供できていない。観光客は不便だ」「韓国人がよく使うアプリで外国人目線でも考えたサービスを構築してほしい」などと不満を漏らしている。
業界では外国人観光客がローカルプラットフォームサービスを簡単に利用できるようにする「統合ゲートウェイアプリ」を構築すべきだとの声が上がっている。ゲートウェイアプリで本人認証を完了すれば、個別にアプリのダウンロードや会員登録をしなくても決済までワンストップで利用できるというものだという。慶熙大学のチェ・ギュファン教授は「韓国はデジタルサービスが優秀なために逆説的にガラパゴス現象が深刻化している」と指摘。「民間や政府の政策担当者が観光客の立場で考えれば国内の技術ですぐに問題解決できるだろう」と話している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「欧米だって韓国語でサービスを提供してないだろ」「こっちだって海外ではNAVER地図が使えなくて不便だよ」「なぜ外国人にこっちが合わせなきゃならないのか」「旅行に来るなら予め下調べしてからにしなよ。何でも来てからGoogleマップでやろうとするのが悪い」「Googleマップにこだわる必要ある?韓国に来るなら韓国内で使いやすいアプリを入れればいいじゃないか」「旅行に来てデリバリー?自分で店を訪ねるのが旅の楽しみじゃないの?」「韓国は休戦中という特殊性のため、地図の流出はNGなんだよ。だからGoogleマップが使えない」「勉強してから来てください」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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