「ハイキュー!!」が神作と称される五つの理由とは?―香港メディア

Record China    2024年8月12日(月) 18時0分

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10日、香港メディアの香港01に、日本の人気アニメ「ハイキュー!!」が神作だと称される理由を五つ紹介する記事が掲載された。

2024年8月10日、香港メディアの香港01に、日本の人気アニメハイキュー!!」が神作だと称される理由を五つ紹介する記事が掲載された。

記事は、一つ目の理由として「各キャラクターの個性」を挙げ、「『ハイキュー!!』では、ほぼすべてのキャラクターがそれぞれの魅力的な個性を持っている。主人公の日向翔陽(ひなたしょうよう)や烏野高校のチームメイト、コーチ、先輩、さらには他校のライバルも、作者の細やかな描写と回想シーンを織り交ぜた手法によって、読者が各キャラクターの内面を理解し、共感を抱きやすくなっている」と説明した。

二つ目の理由は「過度な非現実要素がない」とし、「スポーツ系のアニメ作品では、作者が面白さを増すために、テニスの試合中に突然竜巻を起こしたり、バスケットボールのコートに超能力者を登場させたり、『非現実的』な要素を取り入れることがある。しかし『ハイキュー!!』には基本的にそのような要素がなく、高校生が努力して成長し、チーム一丸となって試合に挑むという『純粋』な熱血ストーリーが描かれている。このリアルな試合内容が、読者からの好感を得ているのだ」と論じた。

三つ目の理由として「緊張感と日常シーンのバランス」を挙げ、「予測不能で緊迫したスポーツの試合は非常に魅力的だ。『ハイキュー!!』では、ほぼすべての試合がスローモーションや視点の切り替え、時間停止などの手法で高い緊張感を演出し、読者を息をのむような興奮へと引き込む。一方、試合以外ではチームメート同士の面白いやり取りやコメディーのような日常シーンも多く含まれており、作品全体の面白さが増されている」と評した。

四つ目の理由は「優れた作画表現」だとし、「アニメ制作会社のプロダクション・アイジーによる高度な作画技術によって、すべての試合が動感と迫力で満たされており、キャラクターの動作一つ一つが細かく描かれている。さらに、背景音楽や効果音も絶妙に組み合わされており、まるでその場にいるかのような感覚を味わえる作品に仕上がっている」と述べた。

五つ目の理由は「ポジティブなエネルギー」だとし、「全国大会出場を目指して毎日大量の汗を流し、青春のすべてをバレーボールに捧げる高校生の姿や、身長が165センチに満たない主人公の日向が身体的なハンデを一歩一歩克服し、強敵と戦っていく様子を見ると、バレーボールをしていない私たちでさえも、その熱い闘志や努力する姿に感動し、再び『努力すれば何でも変えられる』と信じられるようになる」と言及した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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