王毅外交部長、イランのバゲリ外相代行との電話会談で中東情勢について意見交換―中国

CRI online    2024年8月12日(月) 18時30分

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王毅中国共産党中央政治局委員兼外交部長は11日、要請に応じてイランのバゲリ外相代行と電話で会談しました。

王毅中国共産党中央政治局委員兼外交部長は11日、要請に応じてイランのバゲリ外相代行と電話で会談しました。

王部長はその際、「イランは重要な影響力を持つ地域国家であり、中国とイランは全面的な戦略パートナーだ。イランが、中国が上海協力機構(SCO)議長国として主催する活動に積極的に参加することを歓迎する。中国は、国際ガバナンスをより公正で合理的な方向で推進するため、BRICSの枠組みの中でイランとの協力を強化することを望んでいる」と述べました。

バゲリ外相代行は、「ペゼシュキアン大統領はイランと中国の関係発展に揺るぎなく注力しており、両国関係が国際・地域情勢の変化による影響を受けないよう取り組んでいる」とした上で、ハマスの指導者ハニヤ氏の暗殺に関するイラン側の立場と、地域情勢に対する見方を紹介し、イランは国家主権、安全、領土保全を断固として守っていくと同時に、地域の安全と安定の維持に尽力していくと強調しました。また、イスラエルパレスチナ紛争に対する中国の公正な姿勢に謝意を表し、「中東情勢の緩和と安全保障促進に中国がより大きな役割を果たすことを期待している」と表明しました。

王部長はこれに対し、「今回の暗殺は国際関係の基本的な規範に重大に違反し、イランの主権、安全、尊厳を著しく損ない、ガザの停戦交渉プロセスに直接的な損害を与えるものであり、中国は断固として反対し、強く非難する」とした上で、「当面の急務は、国際社会が力を合わせ、紛争の各当事者に安保理決議を確実に実行するよう促し、ガザの全面的かつ恒久的な停戦を早急に実現するための条件を作り出すことである。中国はイランが法に基づき主権の安全と民族の尊厳を守ることを支持し、地域の平和と安定を守るイランの努力を支持し、イランと緊密な意思疎通を維持していきたい」と述べました。(提供/CRI

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