中国商務部サービス貿易・商貿サービス業司の責任者はこのほど、2024年上半期のサービス貿易の発展状況について説明する中で、「2024年上半期（1-6月）には、中国のサービス貿易が急成長を続け、サービス輸出入総額は前年同期比14％増の3兆5980億3000万元（約71兆9600億円）となった。そのうち輸出は10．7％増の1兆4675億8000万元、輸入は16．4％増の2兆1304億5000万元、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6628億7000万元の赤字だった」と述べた。

また、同期のサービス貿易の主な特徴は次の通り。 知識集約型サービス貿易が成長し続けた。上半期の知識集約型サービスの輸出入額は同3．7％増の1兆4176億2000万元。うち輸出は同2．1％増の8021億2000万元で、成長率の高かった分野は知的財産権使用料（13．8％増）、個人向け文化・娯楽サービス（13．1％増）。輸入は同6％増の6155億元で、成長率の高かった分野は個人向け文化・娯楽サービス（42．6％増）、その他の商業サービス（14．9％増）だった。

旅行サービスが急成長を遂げた。上半期の旅行サービスは引き続き急成長傾向を維持し、輸出入額が同47．7％増の9617億1000万元（約19兆2300億円）に達し、サービス貿易の各分野の中でトップだった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）