中国湖南省のメディア、瀟湘晨報によると、同省益陽市にある人口8000人余りの南壩村に約1カ月前にオープンした、山中のため池を改修した屋外プールが盛況だ。1人平均入場者数は700人を超えるという。

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同村の幹部によると、川で泳ぐか、遠く離れた市の中心部にあるプールへ行くしかなかった子どもたちに、安全で便利な泳ぐ場所を提供したいとの思いから、1年かけて山中のため池を屋外プールに改修し、村民に無料で開放している。

幹部によると、同村の山中には100を超えるため池があり、直近5年は水の事故が発生していないものの、夏場には監視のため多くの人員を割く必要があった。屋外プールがオープンしたことで、業務負担が大きく減ったという。

ため池を屋外プールに改修するにあたっては、企業と村が共同で80万元（約1640万円）を出資した。

敷地面積2400平方メートルの屋外プールには、子ども用エリアと水深の浅いエリア、水深の深いエリアの三つがあり、毎日午後4時から同8時まで無料開放している。村民は登録するだけで利用できる。監視員は村民委員会が手配したという。（翻訳・編集/柳川）