ソウル地下鉄の駅に設置された「竹島の模型」が次々に撤去される=韓国ネットから不満続出「戻して」

Record Korea    2024年8月14日(水) 13時0分

拡大

14日、韓国・国民日報は「ソウル地下鉄の駅に設置されていた独島の模型が光復節を前に撤去され、物議を醸している」と伝えた。

2024年8月14日、韓国・国民日報は「ソウル地下鉄の駅に設置されていた独島(竹島の韓国名)の模型が光復節(8月15日、日本からの解放記念日)を前に撤去され、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、蚕室駅の待合室に設置されていた竹島の模型が8日に撤去された。安国駅の駅舎の中央にあった竹島の模型も12日に撤去された。市庁駅や梨泰院駅に設置されている竹島の模型はそのまま残されているという。

記事は「独島の模型は、独島の歴史的意味を再確認し領土主権について知らせる目的で、10年にソウル地下鉄の駅舎6カ所に設置された」と説明している。

模型が突然撤去された理由について、ソウル交通公社は「安全対策」だとし、「蚕室駅の場合は、別内線の開通により乗り換え客と利用客が増えると予想されるため、事故防止のため撤去することになった」「安国駅の場合は、コロナ禍後に外国人観光客が増え、事故のリスクが高まったため撤去した」などと説明。また、「独島の模型だけでなく、梨泰院駅の石膏ボードの壁画やテチョン駅の木造構造物など、安全上の懸念がある造形物や施設の撤去を検討している」と明かしたという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「横1.8メートル、縦1.1メートル、高さ0.9メートルのケースに入った独島の模型が地下鉄利用客の通行の妨げになるとは思えない」「そもそも独島の広報のためにあえて流動人口の多い駅を選んだのに、流動人口が増えたから撤去するという説明は矛盾している」「安国駅に行くたびに子どもたちが楽しそうに見ていた。元の位置に戻してほしい」「安国駅を利用するときに模型がじゃまだと感じたことは一度もない。こんなにも重要なものを撤去した本当の理由を教えてほしい」など不満の声が続出している。

また、「日本は独島を日本領と言い張ってより積極的に広報しているのに、なぜ韓国は逆に進んでいるのか」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は本当に独島を日本に売り渡そうとしているようだ」「もう我慢の限界。尹大統領を弾劾しよう」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携