中国で開かれた男子バスケットボールの試合で、米国と中国のチームが大乱闘を繰り広げた。

中国メディアの鳳凰網体育によると、14日に甘粛省天水市で行われた新疆ウイグル自治区チームと米国のエクスプローラーズの試合中に、接触による小競り合いをきっかけに両チームの選手が入り乱れる大乱闘が発生した。現場の状況をとらえた映像は複数あり、一部には選手らが相手を殴ったり蹴り付けたりする様子も映っている。審判や現場の警備員らが仲裁し、ほどなくして乱闘は収束した。

報道によると、新疆チームは8日から甘粛省や青海省で米国、セルビア、ロシアのチームと強化試合を行っており、14日のエクスプローラーズ戦が最後の試合だった。

中国のネット上で最も共感（いいね）を集めているのは「バスケで負けてもいいが殴り合いは絶対に勝て！！」とのコメント。また、「外国人が先に手を出してきた」「外国人は挑発からの乱闘が好きだからな」「われわれの土地で米国人に好き勝手させるわけにはいかない」「我慢が大事だが殴り合いになったからにはしっかり戦え」など血の気の多いコメントにも多くの“いいね”が集まっている。

一方で、少数ながら「バスケで勝ったことないのにケンカだけは一人前」「もう解散すれば？」「観客もあきれてるよ」といった冷ややかな声も見られた。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) August 14, 2024