人民網日本語版 2024年8月15日(木) 18時40分
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西安で無人鉄道輸送システム「雲巴」が開通した。
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注目を集めていた陝西省西安市の無人鉄道輸送システム「雲巴(Sky Shuttle)」が試験運転や調整、厳格なテストを経て、12日に開通した。
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西安市国家ハイテク産業開発区に建設された「雲巴」は、同市初の立体スマート交通システムで、BYD(比亜迪)が開発した100%独自の知的財産権と独立した走行権利を有する立体スマート交通システムを採用しており、スマートで、高い安全性と適応性、見た目に優れ、低コスト、騒音が小さいといった優位性を備え、中国が独自に開発した小規模軌道システムの空白を埋めている。
西安市の「雲巴」は全長約17.2キロで、全線が高架化されており、エリア内の陝西省図書館高新館区、ファーウェイ(華為技術)研究所、BYDを含む産業エリアと居住エリア70カ所以上をカバー。沿線の住民60万人が通勤やビジネス、レジャーなどの際に利用でき、移動が非常に便利になる。
「雲巴」の最高運行速度は80キロで、開通初期はラッシュ時間帯は3分半間隔で運行される。運行時間は午前6時から午後11時までで、22車両を投入。1車両当たりの定員数は約210人となっており、将来的には2分間隔で運行される計画となっている。
開通初期は西安市の軌道交通の距離制運賃制度を採用し、初乗り運賃は2元(約40円)で6キロまで乗車できる。その後は、6~10キロが3元(約60円)、10~14キロが4元(約80円)、14~20キロが5元(約100円)となる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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