中国電気自動車（EV）最大手の比亜迪（BYD）が手掛ける超高級車に特化したブランド「仰望（ヤンワン）」のセールス事業部総経理、胡暁慶（フー・シャオチン）氏は13日、自身の微博（ウェイボー）を更新し、中国市場で2月に発売したEVスーパーカー「U9」について、テストで最高速375．12km/hを計測し、最高速記録を再び更新したことを明らかにした。

これについて、中国メディアの快科技は「高速鉄道より速い」と伝え、中国のネットユーザーからは「豪華さと速さを兼備した真のスーパーカー」「中国EVがリマックの415km/hを超える日も近い？」などのコメントが寄せられた。

U9はボディサイズが全長4966mm×全幅2029mm×全高1295mm、ホイールベース2900mm。強力なモーターを四つ搭載し、最高馬力は1300psを超え、最大トルクは1680Nm。価格は168万元（約3400万円）。快科技によると、8月下旬に納車が始まるという。（翻訳・編集/柳川）