ワン・ホーディーを「ゾンビ集団」が襲撃、番組収録で恐怖のトラブル発生

anomado    2024年8月16日(金) 10時10分

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中国の動画配信サービス・愛奇芸のリアリティー番組「我的主場」の収録現場でトラブルが発生したことで、ワン・ホーディーが今後番組の収録に参加しないことを表明した。

中国の動画配信サービス・愛奇芸(iQiyi)のリアリティー番組「我的主場」の収録現場でトラブルが発生したことで、俳優のワン・ホーディー(王鶴棣)が今後番組の収録に参加しないことを表明した。

トラブルが発生したのは14日、広東省東莞市で行われた収録現場でのことだった。市内のバスケットコートで行われた収録には、ワン・ホーディーのファンのほか、うわさを聞きつけて大勢の人が集まっていたが、収録後に人々がワン・ホーディーを目がけて一気にコートへなだれ込み、一瞬で大混乱となった。

中国のSNS・微博(ウェイボー)には当時の様子を撮った動画が登場しているが、大勢の人がワン・ホーディーに突進していく様子が映っており、ネットユーザーからは「まるでゾンビ軍団だ」「何も知らずに見ると『新感染』(韓国のホラー映画)のワンシーンかと思う」など驚きと恐怖を示す声が上がった。ワン・ホーディーにしがみつく女性が複数いたことや、集まった大勢の人が散らかしたごみの山をワン・ホーディーのファンらが自主的に片づけていたことも明らかになっている。

ワン・ホーディーのマネジメント側のウェイボーでは15日、「我的主場」の収録現場で制作側と安全確保について何度もやり取りをしたが、解決には至らなかったと説明。タレントの権益を守り人々の安全を確保するため、今後の収録と番組の宣伝活動に参加しないことを表明し、制作側に謝罪と問題を適切に解決することを求めた。

これに対して「我的主場」のウェイボー公式アカウントでは、管理上の過失を認めてワン・ホーディー側に公開謝罪したほか、セキュリティーの向上と再発防止に努めることを表明している。

中国メディアによると、収録現場となったバスケットコートは通常、市民に無料開放されており、誰でも自由に出入りできる場所だった。14日は早朝から大勢の人が詰めかけ、付近の住民の間では混乱や危険を懸念する声も聞かれていたという。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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