長江流域の水生生物資源は全体的に回復傾向―中国

人民網日本語版    2024年8月16日(金) 14時0分

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長江の水生生物資源は全体的に回復傾向にあり、10年間の禁漁措置を中心とした長江の一連の保護措置が目覚ましい成果を挙げている。

中国農業農村部がこのほど水利部や生態環境部、交通運輸部と共同で発表した「長江流域水生生物資源および生態環境の状況公報(2023年)」によると、近年、長江の水生生物資源は全体的に回復傾向にあり、10年間の禁漁措置を中心とした長江の一連の保護措置が目覚ましい成果を挙げている。

公報によると、長江の水生生物資源は回復の一途をたどっており、2023年、長江主流のモニタリングポイントの単位努力量あたり漁獲量(CPUE)は平均2.1キロと、2022年と比べて16.7%増加した。重要な支流のモニタリングポイントのCPUEは平均2.3キロで、2022年と比べて64.3%増加した。

水生生物の多様性も安定して回復している。例えば、2023年、長江流域で確認された在来種の魚類は227種類で、2022年と比べて34種類増えた。確認された国家重点保護水生野生動物は14種類で、2022年と比べて3種類増えた。

ただ、確認された国家重点保護水生野生動物の種類は依然として少なく、一部の国家重点保護種の水生野生動物の個体数も少ないため、絶滅危惧種保護の道のりは依然として長く、重要な任務となっている。

農業農村部は今後、関連当局や川沿いの各地と協力して、さまざまな対策を講じて、長江の水生生物の多様性保全と回復に取り組む計画だ。(提供/人民網日本語版

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