両脚を失った「バスケットボールの女の子」、不運に負けず競泳で金メダル=国内外が感動―雲南省

Record China    2014年9月8日(月) 22時27分

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4日、東方早報は、トラックにひかれ両脚を失うも、競泳で大活躍する女性について伝えた。写真は銭紅艶。

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2014年9月4日、東方早報は、トラックにひかれ両脚を失うも、競泳で大活躍する女性について伝えた。

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報道で紹介したのは、雲南省に住む競泳選手の銭紅艶(チエン・ホンイエン)。彼女は4歳だった2000年にトラックにひかれ、下肢を失った。彼女の足の代わりにと祖父がバスケットボールをおしりにつけたことで、「バスケットボールの女の子」と呼ばれるようになり、国内外のメディアが彼女を取り上げ、多くの人に感動を与えた。

彼女は2007年から水泳をはじめ、2009年には18歳以下の全国障害者競泳大会で金メダル1個、銀メダル2個を獲得し、翌2010年に浙江省で行われた全国の競泳大会で銀メダル3枚を獲得するなど、好成績を収めている。さらに、今月1日に雲南省で行われた障害者のスポーツ大会では、100メートル平泳ぎで優勝し金メダルを獲得した。彼女についてコーチは、「練習で甘えることもなければわがままを言うこともない。非常に努力家だ」と評価している。

雲南省の貧しい地区に生まれ、幼い時期に人生が一転する不運に見舞われてもなお、前を向き歩み続ける彼女の勇敢で力強く、決してあきらめない姿勢が多くの人に感動を与えている。(翻訳・編集/内山

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