ジョン・ウー監督の最新作「The Killer」、「狼 男たちの挽歌・最終章」をセルフリメイク

anomado    2024年8月20日(火) 9時0分

拡大

ジョン・ウー監督のセルフリメイク作品「The Killer」が米ロサンゼルスでプレミア上映を開催した。

ジョン・ウー呉宇森)監督のセルフリメイク作品「The Killer」が14日(現地時間)、米ロサンゼルスでプレミア上映を開催した。

米動画配信サービス「Peacock」制作の「The Killer」は、ジョン・ウー監督が手がけた1989年の香港映画「狼 男たちの挽歌・最終章」をリメイクする作品。同作は欧米で「The Killer」のタイトルで公開され、ジョン・ウー監督のハリウッド進出のきっかけとなった。オリジナルではチョウ・ユンファ(周潤發)が殺し屋を、ダニー・リー(李修賢)が刑事役を演じているが、リメイク版では主人公の殺し屋を女性に変更。「ワイルド・スピード」シリーズなどで知られるナタリー・エマニュエルを起用し、彼女を追う刑事役には「最強のふたり」やドラマ「Lupin/ルパン」の仏人気俳優オマール・シーが出演している。

ジョン・ウー監督はプレミア上映に出席し、「The Killer」は自身初のネット配信映画ということもあり、心配でずっと不眠が続いていたと話した。プレミア上映で観客の反応が大きいことを実感し、やっと一息つけたことを明かした。

今年9月で78歳になるジョン・ウー監督だが、2012年には頭頸部がんを明らかにし、治療のため休業に入った。その後、コロナ禍も経験したことで、今後の人生は映画だけに情熱を傾けることに決めたという。そして作り上げたのが久々にハリウッドへ戻って手がけた昨年公開の「サイレント・ナイト」と最新作の「The Killer」の2作だ。

「The Killer」は昨年3月にパリで撮影を開始したが、現地でのデモに遭遇して一度米国に引き揚げを余儀なくされるなど困難を極めたという。なお、同作は「Peacock」で8月23日に配信開始予定となっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携