「歴史問題で重要なのは日本の心」韓国大統領室の発言が波紋=韓国ネット「本当に大韓民国政府?」

Record Korea    2024年8月20日(火) 22時0分

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19日、韓国・京郷新聞によると、韓国大統領室の金泰孝国家安保室第1次長が日韓の歴史問題と関連し「重要なのは日本の心」だと発言したことをめぐり波紋が広がっている。資料写真。

2024年8月19日、韓国・京郷新聞によると、韓国大統領室の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長が日韓の歴史問題と関連し「重要なのは日本の心」だと発言したことをめぐり波紋が広がっている。

大統領室高官関係者は18日、記者団に対し、金次長の発言について「前後の脈絡をよく理解すれば十分に共感できるもの」「韓国が積極的な役割を果たすことに畏敬の念を抱かせることで『日本の心』を動かすようにすべきだという趣旨だった」と説明した。また、「1965年の国交正常化後、日本政府から数十回にわたり過去の植民地支配に対する謝罪があった」「謝罪には疲労感が募っていた。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権も必要な歴史問題は積極的に表明し日本と解決していく努力を続けている」とも述べた。

金次長は先ごろ、KBSのインタビューで「政府は日本に対し言うべきことを言えずにいる」といった趣旨の質問を受け、「日本が歴史問題から目をそらし必要なことも言わなければ、厳しく問いただし変化も試みる必要があるが、重要なのは日本の心だ」「相手を責め立てて無理やり謝罪させた時、それは果たして真の謝罪といえるだろうか」と発言し、物議を醸した。

野党からは「親日売国政権であることを宣言した」「国民の声には耳を塞ぐ政府が日本の心を察して代弁するとは荒唐無稽だ」「重要なのは韓国国民の心ではなく日本の心だと主張する者に安保司令塔に立つ資格はない」など、批判の声が上がっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「国民の疲労感と傷は眼中になく日本だけを心配する、骨の髄まで親日政権」「日本かいらい政権」「大統領室ではなく、まるで日帝の朝鮮総督府だ」「日本の心は察するのに国民の気持ちは読めない。本当に大韓民国政府なのか?」「慰安婦、強制徴用、戦争犯罪を否定する連中が『謝罪をした』だと?」「謝罪なんて受けた覚えはない」「売国奴の尹錫悦政権は誕生してはならなかった」など、批判の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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