人民網日本語版 2024年8月19日(月) 20時30分
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向家壩水力発電所の10年間の累積発電量は3500億kWh以上に達した。
中国長江三峡集団によると、向家壩水力発電所はこのほど、本格稼働10周年を迎えた。同発電所の10年間の累積発電量は3500億kWh以上。これは標準石炭の消費量約1億500万トン、二酸化炭素の排出量約2億8900万トンの削減に相当し、顕著な総合効果を発揮した。国のエネルギー安全保障、経済・社会発展の全面的なグリーントランスフォーメーションの加速のために積極的に貢献した。人民日報海外版が伝えた。
同発電所は四川省宜賓市と雲南省水富市の境界が交わる金沙江峡谷の出口に位置し、中国共産党第十八回全国代表大会以来中国で初めて稼働した大型水力発電所で、「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)の基幹電源所だ。
2018年に向家壩船舶昇降機の使用が始まってからの船舶取扱量は累計1万8800隻以上、貨物取扱量は800万トン以上。同昇降機の現在の1日の航行時間は14時間で、1日の航行効率が持続的に上がっており、14時間で16隻、24時間で25隻の船舶通過記録を達成した。
同発電所のダムの最大高さは162mで、洪水調節容量は9億300万立方メートル。同発電所は現在まで21回の洪水を食い止め、総貯水量は計56億5400万立方メートルに達しており、川沿いの都市の治水能力を高めた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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