人民網日本語版 2024年8月21日(水) 11時30分
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珠江口の海面から106mの地点で19日、「深江1号」が予定の掘進任務を順調に完了するにつれ、深江高速鉄道珠江口トンネルの施工が順調に、同トンネルシールドマシン区間の最低地点に到達した。
珠江口の海面から106mの地点で19日、シールドマシン「深江1号」が予定の掘進任務を順調に完了するにつれ、中鉄十四局が建設を担当する深江高速鉄道珠江口トンネルの施工が順調に、同トンネルシールドマシン区間の最低地点に到達した。これは中国の大型シールドマシンの水中掘進の最深記録だ。中国新聞網が伝えた。
全長13.69kmの珠江口トンネルは、深江高速鉄道の重点工事で、「鉱山法+シールドマシン法」の組み合わせを採用して施工。広東省の東莞市から広州市の南沙方向に3590m掘進する。掘削の過程で、直径13.24mの「深江1号」は、複数の主要航路を跨ぎ、13種類の地層と5種類の複合地質を相次いで通過した。全断面硬岩掘進距離は2.75kmで、花崗岩の強度は最大124.6MPa。さらに17本の破砕帯と分岐帯を連続で通過した。同区間の複雑な水文及び地質条件は、工事に大きな困難をもたらした。
中鉄十四局深江高速鉄道プロジェクトの陳興飛チーフエンジニアは、「『深江1号』は2021年12月にスタートし、969日かけて下りながら掘進し、最終的に106mの最低地点に到達した。掘進の中で、長さ490mの破砕帯及びその分岐は地質条件が最も複雑で、施工の難易度が最も高かった区間だ」と述べた。
深江高速鉄道は粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の中心に位置し、中国の「8縦8横」高速鉄道網沿海ルートの重要な構成部分だ。開通・営業開始後は粤港澳大湾区の30分生活圏・経済圏の構築に役立つ。深センの前海自由貿易エリアと広州の南沙自由貿易エリアが、高速鉄道により30分で結ばれることになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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