中国・遼寧省瀋陽市で開催されたサッカーの和平杯（PEACE CUP）でU－16（16歳以下）中国代表が優勝した。日本は4チーム中3位に終わった。中国のスポーツメディア・直播吧が伝えた。

同大会にはU－16日本代表、同ウズベキスタン代表、同ベトナム代表、同中国代表の4チームが参加し、総当たり戦を行った。日本は初戦のウズベキスタン戦に引き分けたものの、続く開催国・中国との試合に2－1で勝利。しかし、20日に行われたベトナム戦に敗れ、1勝1分1敗の勝ち点4で3位だった。

優勝は中国。日本に敗れたもののウズベキスタンとベトナムに勝利し、2勝1敗の勝ち点6だった。ベトナムはウズベキスタンと日本に勝利し勝ち点で中国と並んだものの、得失点差で2位となった。

この結果に中国のサッカーファンからは「日本がベトナムに負けただと？」「日本がどうしてベトナムに負けるんだ？？？」「中国が4－0で勝ったベトナムに日本が負けるとは」「この日本代表って強いんだか弱いんだか…」など驚きの声が上がっている。

また、「2試合をライブで見たけど、U－16中国代表は本当にいいサッカーをしている。相手の状態がどうであれ、少なくとも優勝したという結果は喜ばしい」「10年後に君たち（U－16中国代表）がアジアカップを掲げていることを期待するよ」「若さの可能性は無限だ。頑張れ！」といった声が上がった。

中国では自国の代表に厳しいファンも多く、今大会についても価値を低く見るユーザーもいるが、この年代の中国代表は過去の代表と比べて活躍が目立っている。23年に行われたEAFF U15 男子選手権では、5試合で48得点1失点という圧倒的な強さで決勝まで勝ち上がり、日本をPK戦の末に下して優勝している。（翻訳・編集/北田）