2014年9月8日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、マレーシア航空370便の消息不明で、真相の解明を求める行方不明者の家族の一部が、中国の警察当局による嫌がらせや暴行など圧力をかけられていることが分かった。

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夫が行方不明となっている北京市の女性（38）によると、北京市警察当局は当初家族たちを保護する行動にでていたが、次第に態度を変えていったという。真相の解明を求める家族の中には警察に暴力をふるわれ、入院を余儀なくされた人もいるという。

また、一部の家族は自宅を警察に監視され、1日に何度も警察の尋問を受け、時には身柄を拘束されることもあるという。未明に自宅で尋問されるケースもあるが、警察側は理由を説明しないという。一部には仕事ができなくなったり、体調を崩す家族も出ているが、警察側は彼らを保護するどころか、圧力をかける事態になっているという。（翻訳・編集/AA）