広州の会社が破産、海洋動物26頭が競売で4.3億円相当で落札―中国

CRI online    2024年8月21日(水) 17時50分

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アリ資産サイトでこのほど、特殊なオークションが行われ、ネットユーザーの注目を集めました。

中国のアリババグループ傘下のアリ資産サイトでこのほど、特殊なオークションが行われ、ネットユーザーの注目を集めました。出品されたのはイルカやアシカ、西太平洋ゴマフアザラシなどの海洋動物26頭でした。

これらの海洋動物は、中国南部の広東省にある広州海洋生物科学普及(会社名)が保有する海洋生物資産です。オークションの出品リストには、バンドウイルカ3頭、ミナミアメリカオットセイ4頭、ゴマフアザラシ6頭、アオウミガメ8頭、シロイルカ2頭、トド3頭が記載されていました。これらの海洋動物は現在、広州海洋館で飼育されています。

広州海洋生物科学普及は1994年に設立されましたが、2023年8月に破産清算を申請し、広州市中級人民法院(広州地裁)は2024年7月に破産宣告をしました。

オークションの公告によれば、競売対象の特殊性により、入札者は実地で動物を確認する必要があります。また、入札者には水生野生動物の飼育や展示と公開の資格を持つことが求められました。

1日間のオークションを通じて入札は1件のみで、これら海洋動物は2104万6900元(約4億3400万円)で落札されました。「入札結果確認書」によれば、落札者は広州市内の企業の広州海洋運営管理とのことです。

広州海洋館は広州動物園内にあり、1998年1月に開業しました。展示、観賞、科学普及、教育を一体化とした多目的の海洋館です。2018年には施設の老朽化で営業休止になりましたが、施設の補修と改良を経て、今年6月末に再オープンしました。(提供/CRI

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