人民網日本語版 2024年8月22日(木) 16時30分
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中船郵輪科技発展有限公司は20日、中国で2隻目となる大型クルーズ船の建造が加速の段階に突入しており、2026年末に引き渡しを行う計画であることを明らかにした。写真は航海中の「愛達・魔都号」。
中船郵輪科技発展有限公司(以下、「中船郵輪」)は今月20日の取材に対して、中国で2隻目となる大型クルーズ船の建造が加速の段階に突入しており、2026年末に引き渡しを行う計画であることを明らかにした。引き渡し後は、広東省広州市を母港として運営が行われる計画だ。
中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号(ADORA MAGIC CITY)」は今年1月1日の初の就航以来、これまでに54回のクルーズを行い、20万人以上が利用してきた。これは中国の海外クルーズ旅行市場の約40%を占める数字だ。
「愛達・魔都号」の引き渡しと運営開始により、中国は大型クルーズ船の設計・建造能力を備えた、世界で5番目の国となった。また、中国は完成した大型クルーズ船を独自に運営する能力を備えた国ともなった。
中国はクルーズ旅客送り出し国としても世界2位となっている。2030年までに、中国のクルーズ旅客数は約450万人に、クルーズ船運営による直接経済効果は750億元(約1兆5300億円)以上に、世界の運営市場に占める割合は10%以上に達する見込みだ。また、関連設備製造などが成長し、クルーズ船産業の経済規模は約1200億元(約2兆4500億円)に達すると予想されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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